2010年03月16日

免疫は、細胞たちが織りなす戦いのドラマ

免疫システムの細胞たちさんは、骨髄で作られる白血球です。
白血球は、「顆粒球」「リンパ球」「単球」もおもに3種類から構成されているのです。こんな感じです。
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「顆粒球」は「白血球」のなかで一番多く、好中球はここに属しています。体内に侵入した細菌などの微生物に対して真っ先に駆けつけて戦う先発隊です。
「リンパ球」は少数派ですが、免疫司令官であるヘルパーT細胞、攻撃部隊のキラーT細胞、B細胞、NK細胞などがいてウイルスなどを殺す専門集団です。必殺仕事人でしょうか?免疫の重要部門を司っています。単球のマクロファージは微生物だけでなく、ホコリや花粉など体内に侵入してくる異物をすべて飲み込む大食漢です。司令官に抗原の侵入を伝える大事なメッセンジャーの役もしています。(最近、癌細胞とマクロファージの関係について重大なことが発表されました。このことはまたお知らせしますね。)以前花粉症で触れましたが図の青線の部分をちょっと弄る作戦(カッコよく言うとストラテジー)を立てたのです。免疫システムへの挑戦かな?

私たちの体は、「自分」と「自分以外のもの」を区別する仕組みが備わっています。自分以外の異物が体の中に侵入しないようにしたり、万が一、侵入してしまったら、その情報を作戦司令部に報告して、異物に攻撃をして、体から排除しようとします。これが免疫システムです。
では、実際に、体で考えてみます。第一線で関所の役割をしているのが、体の外壁の皮膚や粘膜です。さらに具体的に言うと、のど、目、鼻などの湿った場所です。他にもありますよね。通常この手のところからしか感染は起こりません。当たり前ですね。粘液を出すことで異物をとらえ、それ以上体の内部に入り込まないようにしています。
(口腔も同じことですよね。唾液が十分に出ない方は、虫歯や歯周病の方が多いでしょ・・ひらめき
腸でも免疫細胞の大部隊が常駐していて(最近は腸管免疫ことが非常に重要視されていますよね、これについてもいずれ・・)、異物はすぐに排除されます。下痢がまさにこれにあたります。このように免疫システムは私たちの体に異物が入らないように臨戦態勢で24時間セキュリティシステムになっているのです。
寝る前にブラッシングを勧めるのは、就寝時に唾液の性状がサラサラからドロドロになって菌をとらえる能力が低くなるので、虫歯や歯周病その他の感染症の菌の絶対量を少なくして、免疫システムの援護射撃をするために患者さんに指導するのでしたよね。就寝前のブラッシングは免疫とも関係があったのですね。ひらめき
1日5回exclamation×2
次回は、傷の膿(ポケットの排膿)の秘密について
患者さんに説明するためにも必読ですよ。・・・わーい(嬉しい顔)
お疲れさまでした。お花でも御覧になってください。
プロデュースはハワイ大好き奥さんです。ハートたち(複数ハート)
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posted by ハワイ大好き at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 朝礼での話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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