2010年06月14日

歯周病菌のコミュニケーション?

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第一ステージ(細菌の侵入と定着

体(口腔)に諸悪の根源である歯周病菌が侵入して定着を始めます。毎日ブラッシングしているから問題ないと思いますよね。
ところがところが・・・・
PCRをしてみると磨き残しがたくさんあるのです。
実は、細菌は浮遊しているだけでは悪さはしません。体のどこかに定着しない限り悪さはしないのです。デンタルプラークは、集団となって層状になったバイオフィルムとして生存しています。見方を変えると、細菌もコミュニケーションをとり情報を交換して住み着いているのです。菌側からしてみると、生きていくための必要条件なんですね。

第二ステージ(歯周ポケットは特定細菌の巣窟)

歯周結合組織が破壊され、歯周ポケットが作られ、歯肉浸出液の流入が増加し、それを栄養源とする特定の嫌気性グラム陰性菌が増加して、歯周病が進行します。




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第三ステージ(バイオフィルム細菌の増加)

デンタルプラーク細菌は、バイオフィルム集団となって強固にへばり付いて層状になっているので、これらを除去するのは、非常に難しくなります。処置しないでおけば、バイオフィルムとなって歯周局所に住み着いて足場を強固にしてしまいます。バイオフィルムという細菌の塊と免疫の項でも触れた白血球などが防御に働きます。歯周局所でバイオフィルム細菌と宿主とのバトルが始まります。

第四ステージ(激しいバトルの展開)

歯周病原生バイオフィルム細菌とマクロファージなどの細胞群とのバトルが展開された結果、さまざまな物質により激しい炎症が起きてしまいます。強い炎症反応が継続した結果、歯周組織が破壊され、歯周ポケットが作られ、重症の歯周病へと展開し、さらに予期せぬ展開を起こしてしまいます。口腔だけに納まらず血管を介して全身へふらふら


posted by ハワイ大好き at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 朝礼での話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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