2010年06月21日

歯周病原性細菌は高齢者の暗殺者

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歯周病原性細菌が高齢者の暗殺者というお話です。

「肺炎は老人の友?」
米国の老人ホームのある患者さんが、歯科医院で診察を受けました。その結果、歯肉の発赤と腫脹ならびに歯槽骨の吸収による歯の動揺があることが診断されました。ところが、彼女は、風邪で息苦しく、身体がだるくふらふらすると訴えたため、血圧を測定したところ高血圧であったため、内科医に紹介されました。そこで、高血圧による肺血管の狭窄と肥厚による肺の疾患と診断されました。そして、血液と酸素の流入を増やすことによって、症状は一時改善しました。るんるんグッド(上向き矢印)
ところがです・・・
3日後に発熱と咳がひどくなり肺炎と診断されました。抗菌剤も奏功せず、腎不全を併発して9日後に他界してしまいました。
原因は、歯周病菌による誤嚥性肺炎だったそうです。
歯周病の局所細菌が引き金であるこのようなケースは、激増しています。ひらめき




高齢化が世界で類を見ないスピードで進行している日本では、このような肺炎による死亡は、悪性新生物、心疾患、脳血管疾患についで第4位で、一日平均300人を超えています。次の図を御覧下さい。
WS000008.JPG


肺炎による死亡者の92%は65歳以上の高齢者であることもわかりますよね。これらのことから、「肺炎は老人の友」といわれています。

ところで、冒頭の米国でのお話も誤嚥性肺炎によるものでしたよね。
そこで、誤嚥性肺炎に関与している細菌を調べてみると下の表の様になります。
WS000009.JPG


表を見て解るように、誤嚥性肺炎から見つかる細菌は、歯周病原性細菌を中心とした口腔細菌であることが解ります。
歯周病原性細菌をなくしてしまえば、肺炎になるリスクは下がる訳ですよね。あとは簡単ですね。歯周病原性細菌を少なくする方法を選択するだけですね。


ラベル:肺炎 歯周病
posted by ハワイ大好き at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 朝礼での話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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