2010年04月03日

煙草と免疫細胞

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発がんの危険因子あるいは生活習慣病をもたらす悪い生活習慣として、ほとんどの人が頭に思い浮かべるのが煙草。自分だけでなく、むしろ周囲の人の健康にあたえる害の方が大きいので(受動喫煙)、喫煙者の肩身は狭くなる一方です。公共の場ではもはや禁煙が常識となっています。
喫煙と免疫力に与える影響を見てみますと、NK細胞の活動を低下させてしまうことが解っています。その原因は、煙草の煙に含まれる炭の粉を吸ってしまったマクロファージだったのです。
真っ黒になってしまったマクロファージはニコチンの影響によって煙草を吸わない人のおよそ4倍にのぼる活性酸素を分泌していることが解っています。また、煙草を吸う人と吸わない人もマクロファージとNK細胞を取り出して癌細胞とともに培養してその変化を比較したところ、たばこをすうひとでは世話ない人の約4分の1の殺傷能力しかないことが明らかになりました。煙草を吸うことによってNK細胞の能力が低下することは、癌発生の危険率が増すことを意味しています。恐ろしいことです。
煙草を販売しなければいいのにねぇ&
歯科においても煙草を吸う方は歯周病になりやすくなってしまいますので、禁煙指導を積極的に行っています。


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タグ:免疫 NK細胞
posted by ハワイ大好き at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 朝礼での話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月02日

風邪が治るまで

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口や鼻から風邪ウイルスが侵入。のどの細胞に入り込んで増殖を始めます。
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ウイルスの侵入を察知したマクロファージ、NK細胞は、感染現場に集結します。マクロファージは貪食を始め、NK細胞はウイルスに乗っ取られた細胞をまるごと破壊します。(侵入者発見を参照してください)
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この時期に発熱しますが・・・・これは、マクロファージがインターロイキンをだして中枢神経を刺激することによって起こります。
第一包囲網突破孤独なスナイパーNK細胞を参照してください)

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posted by ハワイ大好き at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 朝礼での話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月25日

ヘルパーT細胞には兄弟がいた!

ヘルパーT細胞には、1型ヘルパーT細胞(Th1)と2型ヘルパーT細胞(Th2)がいます。つまり司令官が2人いるのです。この司令官の司令の仕方でアレルギーが決定されてしまうのです。exclamation&question
どういうことかというと・・・・
1型ヘルパーT細胞は、マクロファージ、キラーT細胞さらにB細胞には効率よく敵を倒すIgGという抗体を作れと命令を出します。
2型ヘルパーT細胞は、もっぱらB細胞に命令を出してたくさんの抗体を作らせます。その中にはIgEという抗体ありこれがアレルギーを起こす主役です。
これを利用して花粉症の治療を考え出しました。今から5年ぐらい前の話ですが・・・
ちなみに、治るまで2年ほどかかりましたがね・・・
このことについては、ブログの花粉症の治療法を御覧下さい。
連載しました。
花粉症の仕組み
花粉症の治療法
T型免疫
インターロイキン
花粉症の治療法その2
花粉症の治療法最終章



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posted by ハワイ大好き at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 朝礼での話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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