2010年06月25日

厄介なバイオフィルム

虫歯・歯周病はバイオフィルム感染症

ウイルス感染や細菌感染などは、病原体が身体からいなくなることによって、症状が治りますよね。(免疫についてを参考にしてください。)
虫歯菌や歯周病菌は、バイオフイルムを形成して、居座ろうとします。
幸い虫歯菌は、好気性といって空気のあるところでしか生きられませんので、適切なブラッシングである程度退治することは可能ですが・・
厄介なのは、歯周病菌です。こいつらは、嫌気性といって、空気のないところで生きていくことが可能なのです。自分ではブラッシング出来ない、歯周ポケットのなかでバイオフィルムを形成してぬくぬくと生きていこうとします。
このように、虫歯菌・歯周病菌がいったんバイオフィルムを形成してしまうと、さらに厄介です。むかっ(怒り)実は、バイオフィルムは薬剤に対して高い抵抗性を示します。つまり、消毒剤が効きません。
何回も言いますが、お口クチュクチュではだめなのです。パンチ
ぴかぴか(新しい)クロルヘキシジンぴかぴか(新しい)は効果がありますが、日本では制限されています。
 制限されていますということは、OKの意味を含んでいることですよね
 これについては、また別紙で・・・)
バイオフィルムを形成してしまうと、慢性的に局所で細菌と宿主との果てしないバトルが展開されます。エンドレスな戦いです。これが何を意味するかお分かりですよね。



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2010年06月21日

歯周病原性細菌は高齢者の暗殺者

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歯周病原性細菌が高齢者の暗殺者というお話です。

「肺炎は老人の友?」
米国の老人ホームのある患者さんが、歯科医院で診察を受けました。その結果、歯肉の発赤と腫脹ならびに歯槽骨の吸収による歯の動揺があることが診断されました。ところが、彼女は、風邪で息苦しく、身体がだるくふらふらすると訴えたため、血圧を測定したところ高血圧であったため、内科医に紹介されました。そこで、高血圧による肺血管の狭窄と肥厚による肺の疾患と診断されました。そして、血液と酸素の流入を増やすことによって、症状は一時改善しました。るんるんグッド(上向き矢印)
ところがです・・・
3日後に発熱と咳がひどくなり肺炎と診断されました。抗菌剤も奏功せず、腎不全を併発して9日後に他界してしまいました。
原因は、歯周病菌による誤嚥性肺炎だったそうです。
歯周病の局所細菌が引き金であるこのようなケースは、激増しています。ひらめき




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ラベル:肺炎 歯周病
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2010年06月19日

バイオフィルムとは?

歯周病菌のコミュニケーションとしてちょっと歯周病菌の怖さについてサラッと触れましたが、もう少し詳しくお話しします。

デンタルプラークは複数菌種のバイオフィルム
そもそも、バイオフィルムとは、何なんでしょうか?簡単にいうと、台所のシンクの「ヌメリ」やお風呂の「ヌメリ」などです。
台所のシンクやお風呂の「ヌメリ」を取らない人はいませんよね。
(きれい好きのヒトは、必読ですよ)
このバイオフィルムは、基質と水が存在する環境では必ず見ることが出来ます。恐ろしいですね。
口腔、特に歯は基質に当たり、唾液が水に相当し、さらに口腔内には体中で一番菌が多いところですから、バイオフィルムを形成するには、こんないい場所はないのです。ちなみに、デンタルプラーク1gに菌数は10の11乗個(1000億個)いるといわれています。
これらを、きれいに取らないと、ななんと・・・
石灰化して歯石になってしまいます。こうなると、菌にとっては、最高のすみかになってしまいます。
諸悪の根源バイオフィルムは、残念ながら機械的に除去するしか方法がありません。お口クチュクチュでは取れませんよ。よく考えてみてください。食事をした後のお皿についた汚れは、水で流すだけでは取れませんよね。シンクやお風呂のヌメリをとる方法を考えてみてください。
同じことを、歯面、特に歯周ポケット部のバイオフィルムが関与している汚れをとる必要があると思いませんかexclamation&question
やるやらないかは、ぴかぴか(新しい)「あなた次第です」ぴかぴか(新しい)
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